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加圧検査

加圧検査の様子。メインタンク、配管に窒素ガスを封入いたします。

・検査方法

(1) 地下タンク内の重油、灯油等をバキューム車で抜き取ります。
(2) タンク清掃とともに目視点検を行います。
(3) 検査範囲(例:タンク本体、送油管、返油管、遠方給油管等)を密閉します。
(4) 検査範囲に設けた配管より、窒素ガスを一定圧力まで加圧します。20kpaを基準とし、地下水位に応じて圧力をあげて加圧します。
(5) タンクに加圧した圧力の変動値を測定、記録。判定。

 

 

良質オイルをタンクにもどします。

特 徴

・漏洩箇所の特定がしやすく、地下タンク内部の目視点検も行うことができます。
・加圧圧力が高く、検査範囲の油がきわめて少ないので、漏れの判断が極めて明確となります。
・万が一、漏洩の疑いがあった場合でも、ただちに配管ごとに検査を行うことができます。
・タンク清掃後の気密確認にも有効です。

 

微加圧検査

一般的なガソリンスタンドも気密漏洩検査の対象です。

・検査方法

気槽部検査

(1) 地下タンク内の油はそのままに、検査範囲を密閉します
(2) 検査範囲に設けた配管より、窒素ガスを一定圧力まで加圧します。加圧圧力は加圧法の1/10の2kpaとなります。
(3) タンクに加圧した圧力の変動値を測定、記録。

 

 

液層部を超音波を用いて検査いたします。

液槽部検査

(1) 地下タンク内の油はそのままに、検査範囲を密閉します。
(2) タンク内液相部の音波を検知するため、マイクロフォンをマンホール等に設置します。
(3) タンク内初期騒音値を3分間、基準値として測定します。
(4) 残油量、地下水位を考慮して所定の減圧値まで減圧(約-20kpa)します。
(5) 3分間騒音変動値を測定し漏洩を判断します。

気相部と液層部を別々に検査いたします。

 

特 徴

(1) 油液が入ったままの検査かでき、タンクローリー等の一時貯蔵施設が必要ありません。大型のタンク、スタンド等のタンクに適してます。
(2) 万が一、漏洩の疑いがある場合などは、別途油を抜き取っての再検査等が必要となります。